【衝撃】「マドンの次は大谷」大谷翔平が電撃トレード!?なぜ大谷選手を手放さなければならないのか?〜エンゼルスの厳しい懐事情〜

【衝撃】「マドンの次は大谷」大谷翔平が電撃トレード!?なぜ大谷選手を手放さなければならないのか?〜エンゼルスの厳しい懐事情〜

2022年6月下旬の現在、大谷選手と再契約を結べるのか、他球団へ移籍してしまうのか、エンゼルスに残留するのか、大谷選手の去就に注目が集まっています。

2022年のエンゼルスは前半戦の真っ最中ですが、とても浮き沈みが激しくなっています。
・昨年怪我で離脱したトラウト選手・レンドン選手の復活!
・開幕は首位に立つなど好発進でスタート!
・しかしその後、悪夢の14連敗…
・プレーオフ進出は絶望的な状況に…
・二刀流の最大の理解者であるマドン監督の電撃解任…
・レンドン選手の怪我による長期離脱が決定…

シーズン序盤は好調だったものの、エンゼルスに暗雲が立ち込めてきた今、来年度以降、大谷選手がエンゼルスに留まるかどうかに注目が集まっています。
今シーズンでいったんエンゼルスとの2年契約が切れる大谷選手。エンゼルスとしては、チームの主力であり、世界が注目するスター選手である大谷選手を手放したくはないはずです。
大谷選手がきっかけでエンゼルスのファンとなった日本人の方も多いことでしょう。大谷選手の今シーズンの経済効果は、252億円とも見積もられているそうです。その影響力は計り知れません。まさに、チームの宝です。
しかしながら、ある記事によるとエンゼルスには大谷選手を手放さざるを得ない懐事情もあるようです。

また、大谷選手自身も、昨シーズン終盤、インタビューの中で次のように語っていました。
「もちろんファンの人も好きだし、球団の雰囲気も好き。ただそれ以上に勝ちたいという気持ちのほうが強い。プレーヤーとしては、それのほうが正しいんじゃないかなとは思っています」

大谷選手のこの言葉に、野球ファンが騒然としました。
大谷選手らしく、少し控えめで遠回しな言い方でしたが、担当直入に言うと、
「勝てるチームに行きたい。ワールドシリーズで優勝を狙えるような、世界一を味わえるような チームに行きたい。もっとヒリヒリするシーズン終盤を味わいたい」
ということを言いたかったんだと思います。

大谷選手にとって、試合に勝つことは非常に重要な事項です。土壇場で同点タイムリーを放つなど、自身のバットでチームを勝利に導こうとする姿勢、また自身が登板する際には「絶対に負けない」と気持ちのこもったピッチングで、雄叫びをあげる姿も多くなりました。

14連敗を阻止した試合など、最近の大谷選手には「勝ちに飢えた狼」のような凄みさえ感じられるようになりました。チームの誰よりも勝利に貪欲に、勝ちにこだわる姿勢を見せています。そんな大谷選手にとって、今のチーム成績は歯がゆいものに違いありません。「もっと勝ちたい」という気持ちは増しているでしょう。

マドン監督も解任され、ネビン監督の手腕が期待される今、大谷選手のこれからはどうなっていくのでしょうか?
今回の動画では、大谷選手の今後の契約やトレードの可能性について、さまざまな意見を紹介しながら考えていきたいと思います。
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▼エンゼルスの厳しい懐事情
さまざまな可能性があるとはいえ、エンゼルスが簡単に大谷選手を手放したくないと考えていることに変わりはないでしょう。
冒頭でも述べましたが、今シーズン前のスプリングキャンプの際、エンゼルスは大谷選手の代理人であるネズ・バレロ氏と非公式に契約延長の話をしていました。その席で、「球団側は、大型契約を結ぶ場合、球界の平均年俸最高額の4330万ドル(約58億5000万円)を超える過去最高の平均年俸を用意する必要がある」との認識を示したとのことです。

ですが、活躍に見合う年俸を用意しなければならないとわかっていても、そのお金を捻出できるかは別の話です。現状、エンゼルスの懐事情には少々問題があるのです。

最大の問題は、「贅沢税」を払わないことを重視しているエンゼルスのオーナーであるアルトゥロ・モレノ氏の経営方針です。
大リーグでは、金満球団の選手独占を制限するため、球団の年俸総額の上限が設定されており、21年は2億1000万ドル(約231億円)が上限となっていました。
これを超えると、CBTと呼ばれる「競争的均衡税」を支払う必要が生まれてしまいます。ちなみに2021年、贅沢税基準額2億1000万ドルを超過したのはドジャースとパドレスの2チームのみでした。

ドジャースが2億8560万ドル、パドレスが2億1650万ドルでした。特にドジャースは「金満球団」として知られており、贅沢勢も気にしていないご様子です。毎年トレードで有望な選手を獲得したり、高い年俸・贅沢勢を払って素晴らしい選手を獲得している球団なのです。

そして2022年の贅沢税基準額は、シーズン開幕前の労使協定の交渉もあり、2億3000万ドルに引き上げられています。しかしながら年俸額も前年に比べて非常にアップしており、ドジャース、メッツ、ヤンキース、レッドソックス、フィリーズ、パドレスの6球団は贅沢税を支払う形となっております。それぞれの年俸総額は以下の通りです。
1 ドジャース 305,529,261
2 メッツ 288,187,330
3 ヤンキース 259,560,833
4 レッドソックス 243,748,301
5 フィリーズ 238,610,790
6 パドレス 231,598,565
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8 エンゼルス 207,542,206

ちなみに2022年はドジャースが3億ドルもの年俸総額を支払っており、2位のメッツも2億8800万ドルと多額の年俸を選手に支払っています。

一方で、エンゼルスは8位の【2億754万ドル】となっており、贅沢税基準額である2億3000万ドルは超えていません。というのもモレノオーナーは「絶対に贅沢税なんて支払いたくない」と思っているそうで、ドジャースやメッツなどの金満球団とはわけが違います。

モレノ氏は元々、野外広告系のビジネスで大成功を納めたビジネスマンだそうですが、「経営が赤字になるほど金銭的な無理をしたくない」というタイプなのです。エンゼルスがぜいたく税を払ったのは2004年のたった一度きり。

徹底して基準値以下の年俸総額を維持してきたのです。

さらに、モレノオーナーが財布のひもを緩められないのには、トラウト選手、レンドン選手との大型契約も関係しています。

トラウト選手の契約は2019年から12年総額4億3200万ドル(約480億円)
レンドン選手の契約は2020年から7年総額2億4500万ドル(約270億円)

ふたり合わせて、年間7000万ドル(約100億円)以上支払うことになる計算です。
2023年のぜいたく税の課税基準は2億3300万ドル。つまり、ぜいたく税を払わないためには、エンゼルス全体の年俸額を2億3300万ドルより低く抑えなければいけません。
となると、どうでしょうか?

トラウト選手とレンドン選手の2人の選手だけで、選手の年俸にかけられるお金の約3分の1を使い切ってしまうことになるのです。ここに大谷選手を含めると、3人の選手だけで支払額は1億ドルをオーバー。正直、現実的ではありませんね。
今後もモレノオーナーが、ぜいたく税を支払いたくない方針を崩さないのであれば、大型契約で大谷選手を抱えるのは難しいでしょう。

また、たとえ大型契約で大谷選手を引き留めたとしても、エンゼルスの成績が必ずしも上向くわけではありません。もし大谷選手と大型契約を結ぶとなると、他の選手と高額の好条件で契約することができないため、あまり良い選手を獲得することができなくなってしまいます。

米紙ニューヨークポストは、エンゼルスのチームバランスの偏りについて指摘しています。
「現時点で、エンゼルスはまたもプレーオフを狙える位置にはおらず、いまでさえ選手層も薄いのに、ここから大谷の年俸を10倍にしてもバランスが取れたチームになるわけがない」

現状のエンゼルスはまさに主力頼みのチームと言えるでしょう。主力に頼りきりになってしまえば、その責任を背負わされる主力選手への負担も大きく、怪我での離脱もチームには致命的となってしまいます。そんな状態では、安定した成績を残すことも難しくなり、選手層を厚くしていくのが難しくなってしまうでしょう。

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様々な記事をもとに、現在の大谷選手・エンゼルスの置かれた状況を考察しておりますので、ぜひ最後までご覧頂ければ思います。最後まで見ていただければ、大谷選手は今後エンゼルスに留まるのか、それとも別の球団に移籍してしまうのか、予想がつくかもしれません。皆さんの意見もぜひコメント欄で教えてください!

この動画が良かったら、ぜひ高評価・チャンネル登録のほど宜しくお願いします!

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