エンゼルスの大谷翔平投手について、
ペリー・ミナシアンGMは7日(日本時間8日)に
今オフのトレード放出はないと断言した。
ただ米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は、
チームは大谷の扱いを間違えたと主張している。
「エンゼルスは何をやっているのか」と強い口調で、
今夏のトレード期限前に放出すべきだったと
指摘している。
昨季ナショナルズのGMがフアン・ソトを
「トレードしない」と言った2か月後に
パドレスへ放出した例を紹介。
「絶対はない」としている。
さらにエンゼルスは現在、チーム身売りの過程にあり、
このオフ中に買収相手が決まったり、
新オーナーが「自分が攻められるのを防ぐために」
現在のモレノ・オーナーに大谷をトレードさせる
可能性を指摘している。
大谷は単年ベースで日本選手最高額となる
3000万ドル(約44億1000万円)で
来季契約に合意しており、2023年オフに
フリーエージェント(FA)となる。
オーナーのモレノ氏が球団売却の手続きを
進めていることもあり、長期契約のオファーは
見送られたとみられる。
大谷は今季5年目で初めて投打同時で規定に到達し、
投手で自己最多の15勝(9敗)、防御率2・33。
打者で打率・273、34本塁打、
95打点をマークした。
「ゴールは彼(大谷)が長くわれわれの
チームにいることだ」とミナシアンGMは話し、
FAでの長期契約を示唆した。
8年連続でプレーオフを逃したチームを再建できれば、
エンゼルスと二刀流は未来を共有できる。
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