【エンゼルス5-4レッドソックス】@フェンウェイ・パーク
大谷翔平(エンゼルス)と吉田正尚(レッドソックス)の「侍ジャパン対決」が注目された一戦は、悪天候により試合開始が約1時間も遅れ、3回表途中にも約1時間半の中断。初回に4点を先制したエンゼルスが5対4で逃げ切り、連敗を3でストップするとともに4連戦の被スイープを回避した。エンゼルス2番手のタッカー・デービッドソンが今季初勝利(1敗)、6番手のカルロス・エステベスが2セーブ目を記録。レッドソックス先発のブライアン・ベヨは今季初黒星(0勝)を喫した。
エンゼルスは1回表にハンター・レンフローの4号3ランとブランドン・ドルーリーの犠飛で4点を先制。その裏、大谷は四球と2つの暴投で無死3塁のピンチを招き、一死後、ロブ・レフスナイダーのショートゴロの間に1点を失ったが、続く吉田を空振り三振に仕留めた。2回表のエンゼルスはザック・ネトのメジャー初安打からチャンスを広げ、レンフローのショートゴロの間に1点を追加。大谷は2回裏を三者凡退に抑えた。
3回表二死1・2塁の場面で雨が強くなり、約1時間の中断。ここで両先発は降板となり、投手・大谷は2回31球を投げて被安打0、奪三振3、与四球1、失点1という内容だった(防御率は0.86に)。レッドソックスは2番手のカッター・クロフォードが6回1/3を1安打無失点に抑える好リリーフを見せ、6回裏にエンリケ・ヘルナンデスの犠飛とリース・マグワイアのタイムリーで2点を返して2点差。9回裏にもラファエル・デバースのタイムリーで1点を返したが、最後は吉田が凡退し、エンゼルスが辛くも逃げ切った。
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