今シーズン、MLB史に残る活躍を見せた大谷翔平選手。ア・リーグ本塁打王に輝き、MVP候補筆頭です。そんな大谷選手に対し、現地では称賛の言葉が次々とあがっています。
いち早くレギュラーシーズンを終えた2023年シーズンを称える記事を掲載したのがアメリカのアナハイムスポーツでした。アナハイムスポーツは9月15日の段階で、シーズンの試合出場を終えた大谷選手についてこう報じました。
「大谷翔平よ、畏敬の念を起こさせる練習態度と粘り強さ、そしてたゆまぬ献身をありがとう。あなたの特筆すべき大リーグの2023年シーズンを目撃した者として存在したことを光栄に思う。今後は迅速かつ完全な回復を願う」
また、同日に大リーグの公式X、旧ツイッターのアカウントも拍手の絵文字付きでこうコメントを残しています。
「大谷翔平の2023年は長年語り継がれるだろう」
大谷選手の活躍については、多くのアメリカメディアや敵チームの首脳陣、そしてライバル選手から労いの言葉が発信されました。
テキサス・レンジャーズに所属しているマックス・シャーザー選手もその1人です。彼は2023年シーズン途中にニューヨーク・メッツからレンジャーズに移籍しました。シャーザー選手はサイ・ヤング賞を3度受賞し、3年連続最多奪三振のタイトルを獲得した経験があります。移籍後は8先発4勝2敗、WHIP0.96と安定した投球を見せ、奪三振率もシーズン通して10.26と安定した成績をおさめました。そんな彼は大谷選手の2023年シーズンの活躍について、こうコメントしています。
「彼が実際にできること、これまで見たことがなかったように投打の両方で試合を支配できること、我々はその潜在能力を目の当たりにした。見ていてとても魅力的だし、これからもずっと見ていたい」
同じくレンジャーズのブルース・ボウチー監督も、大谷選手について取材でこう答えています。
「特に我々の本拠地での彼のHRを見てきた。信じられないほどすばらしいアスリートだ。その上メンタルが強くなければ、彼がしているようなことはできないだろう」
また、大谷選手の評価について質問されて、こう返答しています。
「恵まれたアスリートだ。走れるし、投げられるし、信じられないようなパワーがある。またそれが見られるかどうか分からない。私は自分が生きている間に彼のような選手を見るとは思っていなかった。粋なものだよ。高校時代は、ああいうことをやる選手がいたが、メジャーレベルではいなかった。私が彼の運動能力や才能をどれだけ評価しているか、言葉では言い尽くせない」
このように大谷選手に対して様々な言葉が贈られているのがわかります。そこで今回は大谷選手に贈られた言葉について、様々な立場の人のものを紹介していきたいと思います。大谷選手のFAや本塁打王のタイトル獲得について現地がどう思っているかがわかる内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
それではさっそく参りましょう!