【祝MVP】2度目のシーズンMVPを獲得した『大谷翔平の29年物語』【大谷翔平物語】

【祝MVP】2度目のシーズンMVPを獲得した『大谷翔平の29年物語』【大谷翔平物語】

2023年:WBC優勝、日本人史上初の本塁打王、リーグMVP
2022年:104年ぶり「2桁勝利・2桁本塁打」、投打でのW規定達成
2021年:ア・リーグMVP、史上初・投打でのオールスター出場
2018年:MLBに挑戦し、ア・リーグ新人王獲得、右肘のトミー・ジョン手術

2018年に海を渡ってから、早くも6年が経ち、世界ナンバーワンプレイヤーと言っても過言ではない存在となった大谷翔平選手。

野球少年の誰もが憧れるスーパースターとなった彼の一生を紐解いていくと、そこには栄光だけではない、ほろ苦く、苦しい過去がありました。

大谷選手はどんなに辛くても、どんな逆境に立たされても、常に前を向き、自分ができること・やるべきことに真正面から向き合って生きてきました。だからこそ世界一と呼べるほどのスーパースターへと変貌を遂げたのです。

今回の動画では、そんな大谷選手の人生を一挙に振り返りたいと思います。ぜひ最後までご覧ください。

◆2023年、自身2度目のシーズンMVP
多くのMLB関係者が絶賛したように、2023年の大谷選手はまさに伝説級の活躍を見せてくれました。その伝説級の活躍を象徴するかのように、2021年に続き2回目のMVP獲得となりました。

受賞に際して大谷選手は次のようにコメントしています。
「特別なことだなと思います。投打のバランスがすごく良かったと思うし、より高いレベルでこなせていたと思う。最後まで出続けられたわけではないので、そこだけが心残り」

また、同僚のトラウト選手は大谷選手のMVP獲得を讃えて次のようにメッセージを送っています。
「素晴らしい1年、そしてMVPにふさわしい活躍だった。おめでとう。誇りに思うよ、ブラザー!」

さらに日本ハム時代の監督であり、今季WBCで日本代表として共に戦った栗山英樹監督は次のようにコメントしています。
「本場アメリカのメジャーリーグに精通した方々から2度目の満票での受賞というのは、すべての人たちから認められた証しだと思います。その偉業を成し遂げたことは素晴らしく、とてもうれしいです。我々ファイターズは、翔平がいつかは世界一の選手になると信じて送り出しましたが、本人が一瞬たりとも気を緩めることなく攻め続けてきたからこそ、現在地があるのだと思います。これから先も進化を遂げていくと確信していますし、これまで以上の光景を見せてくれると信じています。」

栗山監督らしい、気持ちのこもった熱いコメントですね。

さらに、母校である花巻東高校の佐々木洋監督は、大谷選手のMVP受賞について次のようにコメントしています。
「体重が70キロ台だった高校時代「世界最高のプレーヤーになる」「野球界の歴史を変える」と目標を紙に記した。あれから10年、2度も受賞を成し遂げた。
『目指していること』と『そのためにやらなければならないこと』を一致させ、夢を遥かに超えて実現していく。
彼は子供達にグローブを与え、さらにこれからは夢を与えて行くことだろう。
学校としても、野球部としても本当にありがとうと言いたい。
運命を決めるのは、今までの「歴史」ではなく、その人の「選択」であり「決断」だと思い知らされる。」

佐々木監督が語るように、子供たちにグローブを寄付し、夢を与えてくれる大谷選手の存在には頭が上がりません。今回のMVP獲得も相まって、大谷選手の偉大さをヒシヒシと感じています。

そんな大谷選手は右肘靱帯の手術の影響で、2024年は投手として出場することはできませんが、来季は打者として出場し、本塁打王だけでなく、打点王・首位打者などのタイトルを総なめにするかもしれません。

現在の手術後の腕の状態については順調なようで、MVP受賞の際には次のようにコメントしていました。
「ケガは順調に(2018年に手術をした)1回目より、感じ的にはスムーズに来ている感覚はあるので、スムーズに来シーズンに入っていけるんじゃないかなと思う。焦らずにやりたいなと思う反面、しっかり来シーズンまでに間に合わせてプレーしたい気持ちはあります」

球界の歴史を作り続ける大谷選手の活躍を、今後も期待したいですね。

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