メジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャース大谷翔平選手の通訳・水原一平氏に違法賭博への関与が浮上し、突然の解雇となった。
21日の大谷選手、そして水原氏の動きなどについて、韓国・ソウルの高尺(コチョク)スカイドーム前から木村拓哉キャスターが最新情報をお伝えする。
高尺スカイドームで、開幕2戦目が行われる。
20日は、チケットを持っていない人たちが集まってにぎやかに、というような雰囲気があったが、21日は異なる。
チケット満員御礼のため人はいるが、20日とは違い、静かな穏やかな状況だ。
開幕初戦と2戦目という違いはあるが、ファンの人に話を聞いても口に出てくるのは水原氏の報道についてだ。
現場でも1つ変更点があった。
それが、ドジャースの選手たちが入ってくるバスの取材だ。
元々、規制エリアがあるが、21日だけ10メートルほど後ろに下がるように指示があった。
警備員の数も増えていて、話を聞くと「“選手たちのコンディションに関わるために、21日だけ規制を後ろに下げてほしい”とMLBの事務局から指示があった」と話していた。
それが具体的に水原氏の報道に関してかどうかの言及はなかったが、明らかに、ここ数日と異なる対応がされていて、ピリピリとした空気が現地に漂っている。
そうした中、大谷選手は会場入りしたが、ホテルや球場で水原氏の姿は確認することはできなかった。
現地のファンからは、「報道で知りました。驚いています」、「仮に報道が事実ならどうしてくれるんだ。ただ、試合は切り分けて考えて、21日は大谷選手のバットから快音を聞きたい」などという声もあった。
20日とは違う雰囲気で試合観戦となるとみられる。
FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/