「彼は『50-50』で終わるような選手じゃないからね」
現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏は、レギュラーシーズン終了後の10月8日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。落合氏はそこで初めて大谷選手の『50-50』の偉業達成についてコメントしました。
実は、大谷選手が『50-50』を達成して以降、落合氏は多くのメディアからコメントを求められていたそうです。しかし、シーズン中に『50-50』について言及することはありませんでした。その理由について、落合氏はこのように語っています。
「彼は『50-50』で終わるような選手じゃないからね。シーズンが終わるまでは見てみましょうっていうことですよ」
落合氏があえてメディアにコメントを出さなかったのは、大谷選手への高い期待の裏返しだったようですね。
思えば、大谷選手が『40-40』を達成するまでのカウントダウンが始まっていたシーズン中8月の時点で、落合氏はこのようにコメントしていました。
「『40-40』はケガがなければ100パーセント達成しますよ。でも彼は、その上を狙っているんだろうと思いますけどね。『50-50』ですよ」
その後、大谷選手は落合氏の予想をはるかに超える勢いで記録を伸ばしていきました。これには、落合氏も驚かされたことでしょうね。
最終的に、大谷選手は「54本塁打-59盗塁」まで数字を伸ばし、ナ・リーグ「本塁打王」と「打点王」の二冠を獲得。落合氏は歴史的なシーズンを送った大谷選手に対し、「凄いですねぇ」と称賛していました。
一方で、落合氏は「三冠王」への期待も口にしています。
「大谷自身にとってキャリアハイでタイトルを獲ったわけですから。残るは三冠王だけですよ」
大谷選手が今シーズン逃したタイトルは「首位打者」。大谷選手も最終盤に超人的な活躍を見せ、打率3割1分0厘まで伸ばしましたが、3割1分4厘のアラエス選手にあと一歩及びませんでした。わずか4厘差の接戦でしたが、落合氏は三冠王になることの難しさを強調しました。
「4厘差の壁ってのは大きいですよ。アラエスは3チームで(22年から)3年連続で首位打者を獲ってる選手ですからね。タイトルの常連みたいなもんですよ。それに打ち勝つっていうのは大変なことですよ」
そもそも、世界トップクラスの選手が集まるMLBでタイトルをひとつ取るだけでも、とてつもないことです。その中で二冠を獲得し、最後まで首位打者争いを演じた大谷選手の異次元さには驚かされるばかりですよね。落合氏も、「2人とも素晴らしい選手ですね」と、ハイレベルな争いを称えていました。
ということで今回の動画では、落合博満氏が語る大谷選手の魅力をたっぷりとご紹介していきたいと思います。
『オレ流』と呼ばれ、時には厳しい目で選手たちを評価する落合氏ですが、大谷選手の才能に魅了され、虜になっているようです。
落合氏の大谷愛が感じられる動画となっていますので、ぜひ最後までご覧ください!
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