野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表は6日、京セラドームで阪神との強化試合に臨み、8-1で勝利した。エンゼルスの大谷翔平投手は「3番・DH」で1974日ぶりに国内試合に出場。衝撃の2本塁打で6打点の大活躍を見せた。試合を解説していた西岡剛氏は「反則ホームラン」「説明できないですね」などと驚きっ放しだった。
日本のファンに、衝撃的な打棒を見せつけた。3回2死一、二塁の第2打席だ。阪神先発・才木が投じた低めのフォークに反応。泳がされるように体勢は崩れ、最後は右手一本ですくい上げるような形に。片膝もついたが、高々と上がった打球は何と中越えの3ランとなった。侍ジャパンのベンチも驚き、場内は騒然となった。
これに驚いたのが、2006年のWBC優勝メンバーである西岡氏。打球を見送りながら「嘘やろ?嘘やろ?嘘やん!」と衝撃を受け、「これはヤバいですマジで…これはやりすぎ」と言葉を失った。
その後、「大体うまく打ててもセンター前なんですよ、今の打ち方で」とスイングと打球の“ギャップ”を指摘し、「説明できないですね。体重をちょっと前に崩されたうえでなので。メジャーリーガーだからじゃないですね。メジャーリーグの選手でもなかなか見られない打席でしたよ。やっぱりスターですね」と絶賛した
さらに5回の第3打席、今度は左腕・富田の高めの直球に詰まりながら、またも中越えに3ランを叩き込んだ。力で運んだ2打席連発に、西岡氏は「ファミスタやん。今詰まってるんですよ」と仰天。ジョーク交じりに「反則ホームラン。(バットは)正規ですか?僕はビヨンドだと思いますけど」と、軟式野球で飛距離が出ると人気のミズノ製「ビヨンドマックス」の品名を出して称えていた。
THE ANSWER 2023.03.07 『大谷翔平に「反則ホームラン。バットは正規?」 06年WBC戦士は衝撃の2発に言葉を失う』より引用