「そんなとんでもない選手を見ているんだから、僕はいつも笑顔になれるんだ」
大谷選手についてこのように語ったのは、2017年にMVPを獲得した、アストロズのホセ・アルトゥーベ選手。
アルトゥーべ選手は身長167cmという小柄な体格ながらも、2014年から4年連続で200本安打を記録したり、2019年と2021年にはシーズン30本以上の本塁打を記録するなど体格の大きなMLB選手に負けない打撃力で人気を誇っています。
また、フィリーズの主砲であり、過去に２度のMVP獲得経験があるブライス・ハーパー選手もまた、大谷選手について次のように語っています。
「彼を見るのはいつも楽しいよ。彼はスーパースターだ。
そこにいるだけで華がある選手。そんな選手はなかなかいない。
彼ばフィールドでプレーするのを見るのはとても楽しかった。
見ていて微笑ましくなるほどだった。彼と同じことをできる選手はいない。」
ハーパー選手も一人の野球人として、二刀流で活躍する大谷選手をすっかりリスペクトしていたようですね。
これまで二刀流として圧倒的な活躍を見せてきた大谷選手は、アルトゥーべ選手やハーパー選手に限らず、数多くのメジャーリーガーから称賛を集めています。
2024年のシーズン開幕前は、前年に行った手術の影響もあって活躍に疑問の声もありましたが、終わってみれば、159試合に出場して打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁という歴史的な活躍を見せました。
その結果、史上初の指名打者でのナ・リーグMVPのほか、アメリカ老舗スポーツメディア『スポーティング・ニューズ』選出の年間最優秀選手や正力松太郎賞特別賞、エドガー・マルティネス賞など、驚異の15冠を記録。
入団会見で語った「期待に応えられるように今後も全力で頑張っていきたい」という言葉を、まさに結果で示した1年となりました。
大谷選手の驚異的な活躍について、ア・リーグMVPに輝いたヤンキースのアーロン・ジャッジ選手は、このように称えています。
「大谷翔平が何をやってももうすべてが当たり前に感じられるくらいだ。打率が残せ、パワーがあり、スピードもある。今季50盗塁以上を残したことはかなり賞賛されているけれど、その凄さはまだ十分語られていないと思う。すごいアスリートだし、球界最高の選手。このゲームの素晴らしいアンバサダーでもある」
世界的に名を馳せるホームランバッターであるジャッジ選手をもってしても、大谷選手の凄まじい才能には、驚かされてばかりのようですね。
海を渡ってから7年で、MLBでも圧倒的地位を誇っている大谷選手。
そんな大谷選手を、歴代のMVP受賞者たちはどのように見ているのでしょうか？
今回は、歴代MVP選手たちが「彼を見ていると自然と笑顔になってしまう」と、まるで1人の野球ファンのように語る、大谷選手の凄さについて紹介していきます。
現役メジャーリーガーやレジェンドたちの声をたくさん紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください！
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