ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が21日(日本時間22日)、本拠でのダイヤモンドバックス戦の試合前にメディア取材に対応。この日、ブルペンでの投球練習でスライダーを“解禁”した大谷翔平投手(30)に言及した。
大谷はこの日、ブルペンで21球を投じ、うち4球がスライダーだった。23年秋に右肘手術後、肘への負担が大きいことからスライダーは封印。ただ、前日20日(同21日)のキャッチボールの最後に、捕手が立った状態ながら今春キャンプのキャッチボールで投げて以来、約3カ月ぶりにスライダーを“解禁”した。
ロバーツ監督はブルペンでもスライダーを“解禁”したことに「彼はブルペンで“touch and feel”(繊細な感覚を確認する投球)のような感じで投げていてブレーキングボールも投げていました。だから、今後どうなっていくかはまだ分かりませんが、順調に段階を踏んでいってくれればと思っています。それが私の期待でもあります」と一歩ずつ、二刀流復活へ歩を進めているとした。
そして「土曜日のシティ・フィールド(メッツ戦)でどうするかを見ていくことになるでしょう。少しステップアップした内容になるかもしれません。それが具体的にどういう形になるかは、まだ分かりません」とした。前日20日(同21日)の段階では、指揮官は「“アップダウン”を土曜日にやる予定です。変化球も投げる予定で、これは彼の調整が次のフェーズに入ってきたことを意味します」と実戦を想定し、イニング間に座ったり立ったりを繰り返す投球練習を24日(同25日)に行うとプランを語っていたが、より実戦を想定した投球練習になる可能性もありそうだ。
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