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大谷 翔平(おおたに しょうへい、1994年7月5日 – )は、岩手県奥州市出身のプロ野球選手(投手、外野手)。右投左打。北海道日本ハムファイターズ所属。マネージメント契約はホリプロ(2016年12月 – )。血液型はB型。
プロ野球史上でも類を見ない投手と野手を両立する「二刀流」選手で、球速165km/hを投じるNPB最速投手でもある。
2014年、NPB史上初となる2桁勝利と2桁本塁打(11勝、10本塁打)を達成。
2016年には、自身2度目の2桁勝利と2桁本塁打に加え、100安打も達成し(10勝、22本塁打、104安打、67打点)、投打ともにチームの主力としてリーグ優勝と日本一に大きく貢献し、NPB野球史上初となる投手と指名打者の2部門でベストナインに選出された。
人物
靴のサイズ28.5cm。
父の徹は岩手県立黒沢尻工業高等学校時代は外野手で卒業後は三菱重工横浜でプレーしていた元社会人野球選手。現在は金ケ崎シニアの監督。母の加代子は元バドミントン選手として国民体育大会に出場した実績を持つ。また7学年上の実兄の龍太は元高知ファイティングドッグス所属で、現在はトヨタ自動車東日本でプレーしており、身長187cmの外野手。2学年上の姉もいる。
好きな選手にはダルビッシュ有とクレイトン・カーショウを挙げている。
高校時代には野手としても高い評価を受けていたが、本人は投手に対するこだわりが強く、「世界一の投手」を目標に掲げており、高いメジャーリーグ志向を持っている。「誰もやったことがないようなことをやりたい。野茂英雄さんもそうですし、成功すれば高校からメジャーへという道も拓けると思う。160km/hの目標を掲げた時には「無理じゃないか」と言う声もあったが、そう言われると、絶対やってやるという気持ちになる。刺激というか、やる気になる」という考えから、高校3年時には日本のプロ野球を経ずに直接メジャーリーグ球団との契約を目指す意向があることを明かし、「日本を選択した場合でも、肉体的ピークだという25歳でメジャーに挑戦していたい」「日本人投手として最初のアメリカ野球殿堂入りを果たしたい。メジャーで殿堂入りするためにはメジャーで最低15年はやらないといけないという話なので、30歳近くになってからメジャーに挑戦するのは遅いと思う」「マイナーリーグからはい上がってメジャーに行くことも魅力」と話し、日本ハム入団を表明した後も「やっぱり最終的にはメジャーリーグに行ってみたいと思いますし、自分の憧れている場所」と話した。アメリカで生活していく覚悟についても「その気持ちはあります」と話し、日米の文化や言語、野球の違いについては「合うかどうかというより慣れだと思っています。そういう意味も含めて、若いうちに慣れた方がいいと思うんです。だから不安はありません」と話した。
チームメイトの上沢直之は「僕のほうが1学年上なのに平気でいじってくる。タメ口で話しかけてくる時もある。クソガキみたいな部分もある。でも、普段は礼儀正しい」と語っている。同じく鍵谷陽平は「投手と野手をやっているので全員に隔てなく接して話すことができている。誰とでも気さくに話すし、言いたいこともしっかり言える性格。みんなから親しまれている」と話している。
プライベートでは外出をほとんどせず、「二刀流をやろうとしていることを考えたら、我慢しなくてはいけないことがいっぱいある」という方針から外出する際は監督の栗山英樹に許可を得なければならないが、本人は「制限されてもされなくても変わらないと思う。何したいとか特にないですし、いいのかなと思います」と話している。「無趣味」とも公言しており、強いて挙げている趣味は読書とDVD鑑賞。読書については「そのときにもよりますけど、読めるときは1日で一気にいっちゃいますし、移動の際とか、時間があって眠くないときに読んでいます」と話し、漫画では井上雄彦の『リアル』や『スラムダンク』、寺嶋裕二の『ダイヤのA』などを読んだことがあると語っている。
グローブには験担ぎでウェブに揚羽蝶をあしらったり刻印を施している。
好物はクレープ。本人は洋菓子が大好物と語っているが、栄養管理のため比較的油分の少ない和菓子を食べるようにしているという。
高校時代の好きな教科は歴史で、「特に幕末が好きですね。日本が近代的に変わっていくための新しい取り組みが多くて、歴史的に見ても大きく変わる時代。革命や維新というものに惹かれるんです」と語っている。
2015年8月17日には日本郵便北海道支社が大谷の写真を使った切手セットを北海道内で発売すると発表した。プロ野球選手の切手は例があるが、日本ハムの選手では初めてとなった。