【大谷MVP】15勝&34HR!斬新な切り口での「MVP論」 大谷選手の二刀流の正しい評価方法とは? 米国中がジャッジを推している理由とは?【海外の反応】

【大谷MVP】15勝&34HR!斬新な切り口での「MVP論」 大谷選手の二刀流の正しい評価方法とは? 米国中がジャッジを推している理由とは?【海外の反応】

「今年はジャッジの年だ。いまやエンゼルスが拠点を置くオレンジカウンティの住民じゃない限り、ジャッジ以外の人間がMVPになれると思っているわけがない。信じている人もごくわずかだよ」
このように語るのは地元紙『ニューヨークポスト』のベテランジャーナリストであるジョー・ヘイマン記者です。
シーズンも最終盤に突入し、いたるところでMVP論争が激化していますが、実は現在、アメリカでは、彼だけでなく、ジャッジ選手が優勢だと語るアナリストやコメンテーターの方が多くなっているようです。

もちろん大谷選手こそMVPにふさわしいという意見もあります。
米ロサンゼルスのラジオ局「KLAA」の番組でホストを務めるトレント・ラッシュ氏は、「大谷選手が過小評価されているのではないか」と自身のツイッターで持論を展開していました。
「オオタニとジャッジ論争で誤解されている点は、両者を打者として比較していることだと思う。ゲリット・コールが34本塁打、89打点だったらどう考えますか? しかも、今季の投球成績はヤンキースのエースであるコールより、オオタニの方が優れている」
(↑ここに「ダーン」を合わせて貰えればと思います)

この投稿にはファンからも「100%同意」、「この考えはその通りだと思う。オオタニは両面で素晴らしい」、「NYのバイアスは明らか」などのコメントが寄せられていました。

また、米メディア「スポーティングニュース」のライターであるライアン・スペーダー氏は、「大谷選手の1登板は、ジャッジ選手の本塁打何本に相当するのか」という非常に斬新な比較をしていました。本塁打数を単純に比較すると、34本と60本ではジャッジ選手の方が26本分リードしています。しかしその26本分と、大谷選手の投手成績を比較した時にどちらの方が価値が高いと言えるでしょうか?ジャッジ選手が57本塁打を打った時点で、ライアン・スペーダー氏はTwitterで次のように投稿していました。
「ヤンキースファンよ、ジャッジの24本塁打と、大谷の24試合先発、12勝、防御率2.55を取り替えるとどうだろう? バイアスを取って考えてみて欲しい。ここで嘘はつかないでくれ。1試合先発で6イニングを投げ2失点で抑えることは、ホームラン2本を打つよりも価値が高いということだ」

これは斬新な考え方ですよね。この考え方がMLBで真剣に議論された場合、大谷選手の二刀流の活躍が正当に評価されることになりそうです。

大谷選手は現在、エンゼルスで孤軍奮闘の活躍を続けており、投手としては14勝8敗、防御率2.47。打者としては34HR、打点92、打率.270という成績でMVPに選ばれてもおかしくない活躍を見せています。
一方でジャッジ選手は60HR、打点128、打率.315でア・リーグの年間最多ホームラン記録に迫っており、さらには本塁打・打点・打率の三冠王を獲れるのではないかとも言われています。

さて、どちらの選手がMVPを獲得するのでしょうか?

2選手とも歴史的な活躍をしていることは間違いないですが、現時点では7:3くらいでジャッジ選手が優勢といったところでしょうか。

今回のMVP論争について深掘りしていくと、ジャッジ選手が優勢である背景には、「ドーピングに頼らない記録の重要性」や「MVPを剥奪された過去」など、さまざまな理由が見えてきました。

というわけで、今回の動画ではジャッジ選手が優勢かと思われているア・リーグMVP論争について、様々な意見を紹介しながら考察していこうと思います。

「リーグ最高の打者 VS 歴史的最高の二刀流選手」という比較は、非常に複雑でありMVP論争はとても難しいので、今回の動画をご覧いただきながら、ぜひMVPに関する皆さんの意見をコメント欄にお書きください。

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