【大谷MVP】15勝&34本塁打「今季のオオタニがMVPを獲得できないなんて馬鹿げている」〜15勝&34本塁打の大谷翔平はMVPを獲得できるのか?〜【海外の反応】

【大谷MVP】15勝&34本塁打「今季のオオタニがMVPを獲得できないなんて馬鹿げている」〜15勝&34本塁打の大谷翔平はMVPを獲得できるのか?〜【海外の反応】

メジャーのア・リーグで熾烈なMVP争いを繰り広げている大谷選手とジャッジ選手。
視聴者の皆さんは、大谷選手とジャッジ選手、「日本人だから」という贔屓目をなしに見て、どちらの方がMVPに相応しいと思うでしょうか?

アメリカ現地の反応を調べていると、61年ぶりにア・リーグのホームラン記録を塗り替えたジャッジ選手の方がインパクトが大きく、さらにヤンキース自体もプレーオフに進出していることもあって優勢なのかなと思います。

しかし、個人的には「大谷選手がMVPの方が華がある」と思わずにはいられません。

大谷ファンなら覚えている方も多いかと思いますが、8月のヤンキース対エンゼルスの直接対決では、大谷選手の方がMVPに相応しい活躍をしていました。

大谷選手・ジャッジ選手、両者共にホームランを放ち、MVP候補の直接対決に野球ファンは大いに沸きましたが、その中でも大谷選手の放った最後のホームランは圧巻でした。

3連戦の最終戦、8月31日に行われた試合で、大谷選手はヤンキースのエースであるゲリット・コール選手からセンターバックスクリーンへと運ぶ豪快な3ランホームランを放っています。

豪快な一発に米メディアは「これこそ大谷だ」「ショーが中断するほどの拍手喝采」「大谷がヤンキースを打ち砕いた」などと反応していました。

ロサンゼルスタイムズ紙では、次のような記事を掲載しました。
「ショウヘイ・オオタニが30号を放ち、MVP論争を力強く終わらせ、エンゼルスはヤンキースを破った。6回の第3打席で、大谷は自らが最も価値のある選手、すなわちMVPだと宣言した」

この活躍は改めて「まるで漫画の主人公みたいだな…」と感じずにはいられません。
直接対決で白熱した戦いを繰り広げた大谷選手とジャッジ選手ですが、その直接対決以降もホームランを連発しています。結果的にジャッジ選手は62本の本塁打を放ち、ア・リーグの年間ホームラン記録を塗り替えることに成功しました。

打者としての成績はジャッジ選手が圧倒的な活躍でリードしているものの、それに加えて投手として15勝を挙げ防御率2.33、奪三振219という超人的な活躍をしている大谷選手は別次元の生き物のようで、MVPを獲得すべきだと思わずにはいられません。

今回の動画では、白熱するMVP争いを、現地レポーター・アナリストの意見をもとに紹介していきたいと思います。日本ではなかなか見られない、活発な議論がなされているので、ぜひ最後までご覧下さい。

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◆大谷翔平の偉業「2桁勝利、3桁奪三振、30ホームラン」
米野球データサイト『Codify』は、大谷選手の歴史的偉業について次のように発表しています。
「ショウヘイ・オオタニ以外に、1シーズンに30ホームランと3桁以上の奪三振を同時に記録した選手はいない。オオタニのやっていることが簡単だというのなら、なぜ誰もやらないんだ?」

「2桁勝利、30ホームラン、100奪三振」という記録は、おそらくこの先100年、誰も達成することができないとさえ言われています。

今シーズンの大谷選手は34本塁打、打点95、打率.273、15勝、219奪三振、防御率は2.33となっています。

投手に専念している選手であっても、1シーズンで10勝することはそう簡単なことではありません。仮に15勝して防御率2点台でシーズンを終えることができれば、どんなチームでもエースを張れるくらいの選手であり、FAになればどこの球団からも引っ張りだこになると言っても過言ではないでしょう。
しかも大谷選手が所属するエンゼルスの場合、7回1失点の好投を見せても勝ちに繋がらないことも多いため、そんな中で2桁勝利をすることができたのは非常に賞賛すべきことだと思います。
打者としての「打率.273、34本塁打、打点95」という成績もメジャーで一流の選手として称賛される数字です。守備についていないのであまり知られていませんが、大谷選手がDHを解除して外野の守備についたら、間違いなくゴールデングラブ賞を獲れるだけのポテンシャルを秘めています。あれだけの走力と肩があれば、余裕で世界ナンバーワンの外野手になれるのではないかと思ってしまいます。

これまで比較されてきた“野球の神様”ベーブ・ルースを超える大記録を達成した大谷選手。
「MVPはジャッジだ」と断言する声がある中で、投手大谷としての活躍もしっかりと踏まえた上で再検討すべきだという声が多くあるのも事実です。

米スポーツ専門メディア『TWSN』のギャビン・ダウナード記者は、ここ10試合の大谷選手の活躍を踏まえて、大谷選手のMVP獲得に熱弁をふるっています。
「すまない、ジャッジ。ショウヘイ・オオタニがMVPだ。ジャッジについて、間違いなくエリート。軽視をするつもりはない。しかし私はオオタニがMVPになると言わせてもらう」

その一方で、ジャッジ選手はシーズン62本塁打を放ちア・リーグの年間記録を塗り替えており、ジャッジ選手がMVPで間違いないといった声も少なくはありません。

米紙『New York Post』の敏腕記者ジョエル・シャーマン氏が、ジャッジ選手のMVPになる理由を次のように述べています。

「ジャッジは昨年のゲレーロJr.よりはるかに高い攻撃力を示し、走塁でもセンター守備でも違いを作っている」

さらにヤンキースがア・リーグ東地区で首位にいるため、「大事な試合によるストレスや重圧に晒されている」とジャッジ選手がMVPに優位な状況だと指摘しています。

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