大リーグ、ア・リーグのMVPが発表され、61年ぶりのリーグ新記録となる62本塁打を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジが初受賞。
残念ながらエンゼルスの大谷翔平は、日本人選手初の2年連続の受賞はなりませんでした。
アメリカの記者は映画に例えて「トップガンは1986年に公開された。続編のトップガン マーヴェリックは今年公開されオリジナルより、はるかにすばらしい。しかし、オリジナルと続編の間に30年以上の長い期間があったことが功を奏したのだ。大谷はすぐに続編を作ってしまい、大きな盛り上がりにならなかった」と〝慣れ〟こそがMVPを逃した原因という面白い分析をしていました。
なんとも恐ろしい慣れですが。かといって大谷の偉業が輝きを失うものではありません。
打撃では打率.273、34本塁打、95打点、11盗塁という成績を挙げました。
とりわけ投手大谷はメジャー5年目で自身最多となる15勝を挙げ、防御率も2・33、リーグトップの奪三振率11・87と大きく飛躍しました。
その裏には今シーズン中盤から採用し、「投げたら変化したっていうか…」と本人がサラリと言う〝魔球〟の存在がありました。
今回はその魔球を習得するまでのアンビリーバブルな過程を探っていきます。
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