【アストロズ9-8エンゼルス】@エンゼル・スタジアム
前日の劇的な勝利から勢いに乗っていきたいエンゼルスは、3対3の同点に追いつかれた直後の7回裏にザック・ネトのタイムリー二塁打とテイラー・ウォードの満塁走者一掃の3点タイムリー二塁打で4点を勝ち越し。ところが、8回表に2点、9回表には4点を失って逆転を許し、同地区ライバルのアストロズとの3連戦を1勝2敗の負け越しで終えた。アストロズ3番手のラファエル・モンテロが2勝目(3敗)をマークし、4番手のフィル・メイトンは今季初セーブ。2点差の9回表に起用されたハイメ・バリアには5敗目(2勝)が記録された。
初回にカイル・タッカーのタイムリーで先制されたエンゼルスは、2回裏にマイク・ムスタカスの8号ソロで追いつき、4回裏にはトレイ・キャベージの2点タイムリー二塁打で勝ち越しに成功。7回表に2本のソロ本塁打で同点に追いつかれたが、7回裏にネトの二塁打でアンドリュー・ベラスケスが一塁から一気に生還して再びリードを奪い、さらにウォードの3点タイムリー二塁打でアストロズを突き放した。ところが、8回表に登板したクローザーのカルロス・エステベスが2点を返されると、9回表にはバリアがアレックス・ブレグマンに13号逆転2ランを浴びるなど4失点。9回裏に大谷翔平の34号ソロで1点差としたが、痛恨の逆転負けを喫し、ポストシーズン進出がまた一歩遠のいた。
大谷は「2番・DH」でスタメン出場し、ショートライナー、セカンドゴロ、センターフライ、申告敬遠、34号ソロで4打数1安打1打点1四球。前日に続いて土壇場で一発を放ち、オールスター・ブレイクを挟んで5試合連続安打となった。今季の打撃成績は打率.301、出塁率.386、OPS1.051となっている。
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