大谷翔平、完封勝利の1時間後にはホームラン…「オオタニは神話だ」「恐ろしいことだ」米球界も驚愕【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG

大谷翔平、完封勝利の1時間後にはホームラン…「オオタニは神話だ」「恐ろしいことだ」米球界も驚愕【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG

今日、エンゼルスの大谷翔平選手はタイガースとの試合で初完封勝利を収め、さらにダブルヘッダーの2試合目にはHR2本を放つ異次元の活躍を魅せました。現地の人たちの反応は?詳しくみていきます。

■異次元!完封直後に2HR!メジャー初大谷翔平

日比麻音子キャスター:
ダブルヘッダーに臨んだ大谷翔平選手、メジャー初完封、そして2試合目にはホームラン2本を放ちました。この活躍を時系列で確認していきます。

【第1試合・二刀流】
午前2時10分試合開始
午前2時11分第1打席
午前2時20分マウンド初球
午前4時26分111球・試合終了(完封勝利)

この興奮も冷めやらぬ中、1時間もしないうちに第2試合が始まりました。

【第2試合・打者】
午前5時11分試合開始
午前5時12分第1打席
午前5時44分第2打席・37号ホームラン
午前6時35分第3打席・38号ホームラン
その後交代

アメリカの球界も驚がくしています。

エンゼルス公式ツイッター「ショウヘイがもっとエグいことをやらないと考えるのは愚かだ!」つまり、もう想像を超えてくるに決まってるではないかということですね。

番記者も最上級の賛辞を述べています。LAタイムズバレンスエラ記者「オオタニは神話だ」

MLBを長く取材カラビス記者「この男はすでに“神モード”なのにさらにレベルを1つあげることにした。恐ろしいことだ」

エンゼルス実況アナ「ショウヘイと同じ時代に生きている私たちはラッキーだ」

近くで見ていた実況のアナウンサーさんも、噛みしめていらっしゃるんでしょうね。どのように表現したらいいのか、小説家の今村さんの力を貸してください。

歴史・時代小説家今村翔吾さん:
かつて知の限界点と呼ばれた人がいましたが、大谷選手はアスリートとしての限界点だと思います。限界点を大谷選手がどんどん上げていってるので、もうこれ以上は想像がつかないですね。

井上貴博キャスター:
どんなに体が強いピッチャーでも、9回投げ切った後は、すぐにアイシングや体のケアをしないと体がバキバキになります。しかし大谷選手はその40分後にホームランを2本打っているんです。

こうなると野球の漫画や物語などが書きづらくなると思うんです。今まで可能と不可能のせめぎ合いみたいなところを描いていたのに大谷さんがもう不可能をなくしてるので、どうやって物語を描けばいいのでしょう。

今村翔吾さん:
第1試合が終わって第2試合が始まるまでの休憩時間は45分でした。野球は1試合9回ですが、これはもう18回野球をやっているような感覚にほぼ近いですよね。

井上キャスター:
漫画だと嘘っぽいよと言われそうなことを大谷選手は軽々とこなしています。

今村翔吾さん:
野球の漫画や小説を書いてる人は苦しいと思います。どれだけかっこいい主人公を書いても大谷選手の方がカッコいいので。

日比キャスター:
大谷選手の移籍についてエンゼルスのミナシアンGMは「大谷のトレードはない」と発表し、今季のエンゼルス残留が決定しました。この発表後の活躍ですので、やはりチームで勝ちたいんだという思いが前面に出たのだと思います。

井上キャスター:
もしかすると、エンゼルスとしては今シーズン他のピッチャーをトレードしているので諦めてもよかったと思うんです。しかし大谷選手が頑張ったおかげでチームの状況やメジャーリーグ全体が変わりました。歴史も変えましたね。

今村翔吾さん:
これからプレーオフもドラマになるでしょうね。WBCでもそうでしたが、奇跡を生むときはメンタル部分の影響が多いと思います。今の大谷選手やエンゼルスは、もしかしたらと期待させてくれる状態ではないでしょうか。

■大谷翔平「プレーオフを目指して頑張りたい」

日比キャスター:
ではどのようすればプレーオフに進出できるのでしょうか。プレーオフには“地区1位”と“ワイルドカード”という方法があります。

エンゼルスはア・リーグ西地区になります。

1位レンジャース60勝43敗
2位アストロズ58勝45敗(1位とのゲーム差2.0)
3位エンゼルス54勝49敗(1位とのゲーム差6.0)
4位マリナーズ52勝50敗(1位とのゲーム差7.5)
5位アスレチックス28勝76敗(1位とのゲーム差32.5)

エンゼルスのア・リーグ西地区順位は3位でトップとは6ゲーム差です。地区1位は難しいのではないかと見られています。

ワイルドカードではどうでしょうか。

1位レイズ62勝43敗
2位アストロズ58勝45敗
3位ブルージェイズ57勝46敗
4位レッドソックス55勝47敗(3位とのゲーム差1.5)
5位ヤンキース54勝48敗(3位とのゲーム差2.5)
6位エンゼルス54勝49敗(3位とのゲーム差3.0)

プレーオフ進出ラインはトップ3までとなっています。エンゼルスは現在6位、3位までのゲーム差は3.0なので、ここを狙っていくのが現実的ではないかと見られています。

大谷翔平選手「周りの声も含めて気持ちもスッキリ臨めたので、これからプレーオフを目指して頑張りたい」と語ってい…(https://newsdig.tbs.co.jp/list/article?id=jnn-20230728-6100426)

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