（ニューヨーク・タイムズ紙）
「今年は彼のベストシーズン。おそらく個人の選手にとって、球史で最も卓越したシーズンだった」
このように大谷選手の活躍を絶賛したのは、現地「ニューヨーク・タイムズ紙」。
今シーズンも投打にわたる圧倒的な活躍を見せてくれた大谷選手。
44本のホームランで、日本人初の本塁打王にも輝きました。
その上で、MLB関係者が語るのは記録だけにとどまらない大谷選手の影響力です。
エンゼルスを率いたネビン監督も、大谷選手がチームに与える影響をこのように語っていました。
「監督やコーチより、オオタニが言う方が響く。若手にとっては大事な存在だ」
「選手たちはクラブハウスでショウヘイが何をやっているのか、食べる時も、試合への準備を含めてどうやって彼が練習を行っているか、行動の全てを観察している。iPadで何を見ているのか、それを見て選手たちは同じ事をする。いい選手になるためにね。そういうことが、彼らを素晴らしい選手に育てる。同時に、よきチームメートでもある」
さらに、エンゼルスのミナシアンGMも、大谷選手の存在についてこのように語っていました。
「この仕事（編成責任者）で大事なことのひとつは、若い選手を育てることだ。そのためには模範となる選手が欲しい。（投打）両方の能力を発揮するためには多くの準備が必要だ。多くの選手たちが翔平の準備を毎日見ている。すべての選手にとって、これほど素晴らしいお手本はない」
記録に残るグラウンドでの活躍だけでなく、大谷選手の存在がチームに大きな影響力をもっていることがわかりますね。
また、大谷選手自身も常にチームのことを考え続けました。
右ひじ靭帯の手術を終えた9月19日、大谷選手は自身のInstagramにこのような投稿をしています。
「早朝に手術を受け、無事成功しました。不本意ながらシーズン途中でチームを離れることになりましたが、残り試合のチームの勝利を祈りつつ、自分自身一日でも早くグラウンドに戻れるように頑張ります」
ネビン監督の話では、右脇腹の炎症が残っていることが判明した当時、大谷選手は今シーズンを終えなければいけないことにがっかりしていたのだといいます。
そんな大谷選手について、ネビン監督は力を込めてこのように語っていました。
「彼がやってきたことは特別。それはいつもみんなで話していた。
彼は懸命に取り組んで、前よりも強い姿で戻ってくる。そう強く信じている」
そして大谷選手の復帰を心待ちにしているのは、もちろんネビン監督だけではありません。
第5回WBCで侍ジャパンとして共に戦った、カージナルスのラーズ・ヌートバー選手はこのように語っています。
「カージナルスの仲間たちも遠征先で言葉を交わす選手たちも異口同音、今回のショウヘイの件は今年最も気に病むことだとしている。それとFAでチームメートになれるかもなんて期待している選手も結構いるよ、僕も含めてね。今季は2桁勝利と40本塁打の歴史的な記録を達成している。こういうことになって本当に残念だけど、多くのメジャーリーガーたちが来年の復帰を心待ちにしているんだ」
ファンだけでなく、多くの選手たちが大谷選手の動向に注目し、二刀流での復帰を心待ちにしているということがよくわかるコメントですよね！
というわけで今回の動画では、エンゼルスの首脳陣やチームメイトをはじめとしたMLB関係者のコメントを紹介しながら、大谷選手の真の凄さについて紐解いていきたいと思います。
大谷選手の復帰を願うライバルチームの選手からのコメントも紹介していきますので、ぜひ最後までお付き合いください！
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