「皆さんこんにちは。本日も豪華なゲストの皆さんをお迎えしてお送りします。今日のドジャース対レイズ戦は、単に大谷翔平投手が7勝目の権利をつかんだ試合、というだけでは片づけられない一戦になりました。左膝の状態が心配される中での先発、右手中指から出血しながらの91球、そして投手専念のはずが、まさかの代打出場。まさに、これまでの常識では整理しきれない“新しい大谷劇場”が起きた試合でした。」
「まずは今日の試合から振り返っていきましょう。」
「大谷翔平投手は本拠地でのレイズ戦に先発し、6回91球、7安打4失点で降板しました。最速は101.0マイル、約162.5キロ。左膝の炎症があり、登板2日前のキャッチボールも回避していた中でのマウンドでしたが、初回は先頭のディアス選手をフォーシームで空振り三振に仕留めるなど、三者凡退の立ち上がり。2回、3回、4回も走者を背負いながら、得点は許しませんでした。」
「ただ、2点の援護をもらって迎えた5回、試合の空気は一気に変わります。先頭への四球から二塁打を浴び、犠飛と適時打で同点。さらに満塁の場面から失点を重ね、この回だけで4点を失いました。大谷投手にとっては苦しいイニングでしたし、球場にも『膝は大丈夫なのか?』『まめは大丈夫なのか?』という不安が広がっていくような空気がありました。」
「それでも6回のマウンドに上がった大谷投手は、右手中指から出血し、ユニホームで拭きながらも三者凡退で抑えました。ここで終わっていれば、血染めの91球で投げ切った登板、という見方になっていたかもしれません。しかし、この試合はそれだけでは終わりませんでした。」
「6回裏、フリーマン選手の12号逆転2ランでドジャースが5対4と試合をひっくり返し、大谷投手に7勝目の権利が発生します。そしてさらに、その直後の6回2死の場面で、先発登板してスタメンに入っていなかった大谷投手が、代打として打席に向かいました。結果は遊ゴロ。それでも、球場や視聴者の驚きはそこにありました。『さすが大谷翔平…代打・大谷は誰も思いつかない』。そんな声が出るのも当然です。」
「投手専念。左膝への不安。右手中指からの出血。6回4失点。それでも7勝目の権利。そして、先発投手として降板する直前に代打で出てくる大谷投手。数字だけを見ると、決して完璧な登板ではありません。しかし今日の大谷投手が作った空気は、単なる勝ち負けや防御率だけでは説明しきれないものがありました。」
「これは強行だったのか。それとも、今のドジャースだからこそ可能になった新しい起用法なのか。新・大谷劇場”が持っていた意味。そして、投手・大谷と打者・大谷を同じ試合の中でどう扱うべきなのか。
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