今オフのフリーエージェント（FA）市場で最大の
注目株となっているのが今季アメリカン・リーグ
新記録の62本塁打を放ってMVPに輝いた
アーロン・ジャッジだ。
ヤンキースが再契約を目指しており、
資金的に余裕があるジャイアンツも
地元球団という「地の利」を活かして
獲得を狙っている。
このほか、ドジャースもジャッジ獲得に興味を
示しているようだが、メジャーリーグ公式サイトの
ジョン・ポール・モロシ記者は
「個人的な意見では、ドジャースにとって
2年にわたるプロセスになる。
今ジャッジを獲るか、
1年後にオータニを獲るか、だ」と指摘する。
1年後に大谷翔平（エンゼルス）が
FAになることを見据え、今オフのドジャースは
大物選手との大型契約を回避する
可能性があるという。
「今ジャッジはFAだ。
1年後にはオータニがFAになる。
ベッツやフレディ・フリーマンと
長期契約を結んでいる以上、
両方を獲得するのは難しい。
ジャッジとオータニのどちらかを
選択する必要がある」とモロシ記者。
つまり、ジャッジとバーランダーの
獲得を見送ったとしても、
1年後に大谷と契約すればいいというわけだ。
バーランダーは今季、トミー・ジョン手術明けながら
28試合で18勝4敗、防御率1.75をマーク。
最多勝と最優秀防御率の2冠に輝き、
満票でサイ・ヤング賞に選出された。
来季はバーランダー側にオプションがあったが、
行使せずFAとなった。
ヘイマン記者によると、ドジャースの他には
ヤンキース、メッツ、今季まで所属した
アストロズなどが争奪戦に加わっているという。
現時点で未契約のFA投手では、
メッツFAのジェイコブ・デグロム、
ジャイアンツFAのカルロス・ロドン、
ソフトバンクから海外FA権を行使した
千賀滉大らがトップグループに
位置付けられている。
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